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日本酒女子がおすすめする10月の1本

富翁 純米酒 プルミエアムール 京都府・北川本家(伏見区)

日本酒女子会・代表の氏家エイミーです。
美味しいものが大好きな日本酒女子会メンバーにとって、食材豊かな秋は楽しい季節。様々な酒器などを用意して、味わいの感じ方を研究するのもいいかもしれませんね。今回おすすめするのは、“グラスに合う日本酒が飲みたい…”、そんな一言から生まれたという「富翁(とみおう)純米酒プルミエアムール」です。

製造元の北川本家は、京都伏見で360年以上も続く老舗酒蔵。もともと伏見は、名将・豊臣秀吉が伏見城を築いたところから文化が発展しました。北川本家は京の食文化と共に育ち、今もその伝統を引き継ぐ貴重な存在の酒蔵です。現在20弱の酒蔵が存在する伏見区も、当時は83もの酒蔵が存在していたと話してくれたのは、14代当主の北川幸宏さん。江戸時代から頻繁に起こる米不足などを乗り越え、360年前から現在まで絶えることなく続いている伏見の酒蔵は、北川本家と月桂冠の2社のみだそうです。歴史に触れると、お酒がさらに興味深く感じますね!

昨年渋谷で開催されたイベント『京都伏見のSAKEスタンド』をきっかけに知った「富翁」の中でも、一際目を引くこちらのお酒。ワインボトルのような見た目に興味をそそられて飲んでみると、甘口の白ワインのような洋風な味わいで、すぐにワイングラスに注ぎました。見た瞬間、飲んだ瞬間、日本酒であることを忘れてしまいそうになるくらいオシャレ感のある1本で、『ワイングラスで美味しい日本酒アワード』でも最高金賞を受賞した経歴があるとのこと。選ばれたのも納得です!

京都市伝統産業「未来の名匠」にも認定されている、北川本家の杜氏・田島善史さんとのトークショーの様子(『京都伏見のSAKEスタンド』より)。

おつまみは、燻製カマンベールチーズにしました。合わせてみたらチーズのコクがお酒に違和感なく寄り添い、不思議とお酒がよりまろやかに、そしてよりフルーティーに感じました。これは初めての経験!こういう面白い発見があるから、日本酒は辞められません〜。

そしてオンラインショップを見ていて気になったのが、美容用の日本酒「純米酒美肌(びはだ)」。肌につけても、飲んでも良く、またお風呂に入れると湯冷めしにくいそうです。純米酒なので、無添加!お酒の香りはしますが、意外にもさっぱりとした使用感で使いやすく、酒蔵の女性社員さんも愛用しているそうです。

日本の國酒である日本酒は、日本が辿ってきた時代背景と密接に結びついているのだなと改めて感じることができました。これも京の地酒ならではですね。女酒と呼ばれる柔らかいお水で醸される、まろやかな伏見清酒。かつて日本の中心であった京の都でこれからも愛され、飲み語られていくのでしょう。

商品情報

富翁 純米酒 プルミエアムール とみおう じゅんまいしゅ ぷるみえあむーる

720ml 1,540円(税込)

精米歩合
68%
アルコール度数
13度
使用原料
米・米こうじ(国内産米100%使用)
製造元
株式会社北川本家

蔵元情報

株式会社北川本家

住所
京都市伏見区村上町370番地の6

今回の紹介者

氏家エイミー

シンガーソングライター、唎酒師、日本酒女子会代表。 2021年2月にメジャーデビュー。シンガーソングライターと唎酒師の顔を持ち、日本 酒の魅力を音楽で伝える〝歌酒かしゅ〟プロジェクトや、現在全国に800名を超えるメンバーが参加するコミュニティ「日本酒女子会」の運営と代表を務める。酒販店の立ち上げや店長など、約10年間で経験したスキルなども活かし、現在は出身の東北を中心に日本酒王国である福島県などで日本酒講師としても活動中。

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